ロスカット(損切り)設定
エントリーしたら必ずストップを設定します。
ストップの設定ポイントはヒゲの先10pipsとなります。
ショートの場合のみスプレッド分を追加します。
上図のショートでエントリーした場合、上ヒゲの先は114.40円ですから、
ストップは→114.40円+10pips=114.50円
さらにスプレッドが5pipsとすれば、その分を加算し
114.50円+0.05pips=114.55円と設定します。
なぜショートの場合だけなのかというと、 チャート上の表示は売りの値段表示になっているからです。
ストップは一度入れたら絶対に動かしてはいけません。
利益確定
損切りに対しては厳しいルールを設定しますが、利益確定に関してはそれほどでもありません。
ポジションを持ってから順調に動いてプラスが出た場合、 約20pips前後の利益が出た時点でエントリーしたときのプライスにストップを変更します。
基本的に20pipsとしますが、ポンド円など動きの大きい通貨ペアは多少大きめにします。
上図ではエントリーは114.00円ですので、ストップは113.70円に設定します。
そしてプライスが114.20円になった時点でストップを114.00円に変更します。
こうすることにより、その後流れが変わってもマイナスになることはなくなります。 一安心です。基本的にストップは動かさないですが、 ストップのプライスを引き上げることはしても良いです。
このストップの引き上げは毎回行ってください。あくまで一例ですが下記のような方法があります。
プラス20pips後も順調にプラスに動いた場合は、プラス30pipsになった時点でストップをプラス5〜15pips に変更します。
同様に40pipsになったらストップをプラス10〜20pips に変更します。
これはあくまでも一例です。
利益確定のサインですが、ここでも60分足に注目します。ここでもヒゲがポイントです。
エントリー後、60分足で逆のヒゲサインが出たらその時点で利益確定しましょう。
逆のヒゲサインとはロングでエントリーしてその後ショートのサインが出ることをいいます。 ショートでエントリーした場合はこの逆になります。
60分足で高値(安値)を更新している間はできるだけ利益確定を我慢すると大きく利幅 をとれることがあります。
なお、逆のヒゲサインが出たら利益確定するだけでなく、エントリーもします。
エントリーした後、ずっとチャートを見ていられない人は、 ストップで設定したプライスと同じ幅でリミットのプライスを設定しておいても良いです。
利益確定は個人差が出るところです。 ただし、重要なのは、大きく勝つことよりも、大きく負けないことです。
私の経験から言って、ストップした後、90%以上はエントリーした プライスまで戻りますが、10%でも戻らないことがあれば、それまでの 利益がすべて無くなってしまう可能性があります。