FXで損しないための十ヶ条
FX(FX)をやるなら最低限意識しておいて頂きたいことを挙げておきます。これを守らずしてFXをやるべからず。
一、 ストップを設定する
ストップにかかっても(損切りしても)、また新しくポジションを持ち直すこともできると考えてください。
プロのトレーダーでストップ設定をしない人はいないでしょう。
損切りすることがFXで勝つための最重要条件です。
エントリーした後でなんとなくストップのことを考えてはいけません。
まずはストップのプライスを決定してからエントリーしましょう。
二、 根拠のないエントリー、根拠のない決済をしない
相場の動きを完全に予測することが可能でしょうか?
そのような根拠のない予測に基づいてトレードするのではなく、実際に相場が上に動いたらこういうアクションをとる、下に動いたらこういうアクションをとる、と相場の動きに応じてエントリーを決めましょう。
三、 誰かの予測を信じない
例えば、テレビにでているあるアナリストの予測を信じて行動してはいけないということです。
世の中には常に、「上がる」という意見のアナリストも「下がる」という意見のアナリストも存在するはずです。
その程度のものということです。
あるアナリストの予測通りにトレードして、予測に反して、その後損失が膨らんでも損切りはしない、というのは最悪です。
四、 指標の数字に敏感になりすぎない
指標は規模の大きなファンドの判断材料の一つにすぎません。
個人レベルでどうこうするレベルのものではありません。
五、 天井と底を気にしすぎない
天井と底を取ることは不可能なのだということを認識しましょう。
あと3pips下がったらエントリーしよう、とか
ピーク時より30pips利益が減ったからここで決済したら損だ、とか
天井と底に拘り過ぎるとトータルでは勝てなくなります。
天井と底を狙う方が、天井と底を捨てるより、損になるのです。
六、 決済していなくても含み損は損失である
まだ決済していなくても、含み損はまぎれもなく損失です。
逆に決済していなくても、含み益はまぎれもなく利益です。
七、 スプレッドに敏感になりましょう
スプレッド+手数料=トータル手数料
となります。
最近では手数料は0円の業者が多いです。業者のスプレッドがどれぐらいか注視しましょう。
毎月のトータル手数料を計算したことがないとしたら必ず算出してみてください。
特に頻繁にトレードをおこなうデイトレードでは、トータル手数料はかなりかかってきます。
手数料0円という宣伝に惑わされず、トータル手数料の低い業者を利用するようにしてください。
八、 口座に入れる金額は許容できる損失額
生活に影響を及ぼすレベルの金額を入れてしまうと、冷静な判断ができなくなってしまいます。
仮に全て失ってもなんとか許容できる範囲にしてください。
九、 根拠のない目標設定はしない
長年運用していれば、大体目標は設定できます。
しかし、まだ運用経験も浅いのに根拠のある目標設定ができるとは思えません。
ましてや、毎月の生活費をFXで捻出しようなどとは決して考えないようにしましよう。
毎月の収益にノルマがあると冷静で的確なトレードができなくなります。
十、 何があっても焦らない
勝ちたいという強い気持ちは焦りや失敗のモトです。
勝ちたい気持ちはよくわかります。
お金を増やしたくてFXするのは皆同じでしょう。
しかし焦ってはいけません。期間限定の相場ではないのですから。
勝つためには勝ちたいという気持ちに勝つことです。
焦ってエントリーしたり、取り返そうとする時が最も危険な時です。
重要なのは相場と平穏に付き合っていくことです。
勝てる手法が確立されるまでは、我慢して小さいレバレッジにしてください。
損益に大きなストレスを感じない程度の規模でトレードすることにより、相場に対して冷静な思考ができるようになります。
中長期で利益がでるようになれば徐々に規模を大きくしていけば良いでしょう。